2014年06月01日
コーチとコーチングの意味
あらゆるスポーツにおいて、指導する方(指導者)、すなわち「コーチ」が存在しています。
ヘッドコーチ
アシスタントコーチ
コンディショニングコーチ
メンタルトレーニングコーチ
テクニカルコーチ などなど。
さらに、コーチとは英語で 「COACH」 と書きます。コーチングは「COACHING」となります。
その意味や役割とは一体なんでしょうか?
僕がこれまで学んできた中での、コーチと選手という視点から書きます。
「コーチ(コーチング)は選手の話に耳を傾け、どんな選手になりたいのか、どんなチームになりたいのかなどの質問をし、その選手からそれらの答えを引き出すこと。そして、コーチはそれらに近づかせるために選手を積極的・意欲的な行動へとつなげること、そしてそれを持続していけるようにサポートすること」
「コーチ(コーチング)は、選手が成長するために用いられる1つのテクニック。それは、選手達を彼らが望んでいるゴールや目標、こうなりたいという目的地に導くこと」
などの大まかな意味合いがあります。
すなわち、教えること(Teaching)とは別の意味となります。
教えることとは、シュートの仕方を教える、走り方を教える、ディフェンスの仕方を教える、などのように用いられると思います。
コーチすることとは、簡単にいうと、「選手達が望んでいる目的地へ連れて行くこと」、となります。
コーチが連れて行きたいところ、目指すところではありません。
なので、コーチ(指導者)が優勝したいと思っているからそこに連れて行くではなく、
あくまでも選手達が優勝したいと望んでいるから、コーチはそれに沿って練習プランを立て、成長を促し、そのゴールに連れて行くということが正しいコーチングといえると思います。
そのため、コーチと呼ばれる以上、選手達の指導に当たるときには、この違いをコーチ自身が理解した上で、接しないといけません。コーチングとティーチングをしっかりと分け、指導することも非常に大切になると思います。
コーチという言葉が生まれた起源は、ハンガリーにあるcoach(Kocs)と呼ばれる町の名前が由来のようです。さらに、西洋の国々の長距離バスはコーチ(coach)と呼ばれ、いくつかの飛行機会社ではエコノミークラスのことをコーチクラス(coach class)と呼んでいるそうです。
15世紀、心地いい素晴らしい「馬車」が、前述した Kocs(coach) という町で作られました。その馬車はヨーロッパ中で知られ、そしてその町の名前から「coach」と呼ばれました。時が経つにつれ、その馬車を扱う人をコーチ(coach)と呼ぶようになります。ハイレベルの技術がその馬車、そしてその馬車の五頭の馬達を扱うのに必要とされました。そのような背景から、次第に「コーチ」という言葉は、スポーツの世界でも使われるようになったという話があります。
この話からも分かるように、コーチは馬車であり、やはり意味合いとしても、馬車に乗っている乗客(選手達)を目的地に連れて行くとなります。
学生時代、ミニバスケットの指導を先輩と一緒にやっていたことがあり、指導していく中で、またコーチと呼ばれる中で、色々と考える機会がありました。最初の頃は、ティーチングすることが指導だと思っていた気がします。技術などを教えること=指導すること、という様な感じです。
しかし、それは違う気がすると思い、自分でコーチング本などを読んだり、良い指導者の指導を見たりして、様々な経験をしながら、コーチの役目は技術や戦法を「教え込むこと」では決して無い、ということに気が付きました。
それから、コーチの役割として、たどり着いた答え、指導の基本理念は、
「子ども達の長所や個性、良さを引き出し、それらを伝え・認め、自信をつけてあげること」だと思うようになりました。
僕が今まで教わってきた、指導を受けてきた中で、そういう指導をして下さった方がいて、その時は、この方からどんどん教わりたいという気持ちになりました。同時に、僕が気づかないようなプレイの長所をごく自然に伝えてくれました。こういった指導を受けたのは初めてのことでした。あの出会いに心から感謝です!
コーチすることは、指導する側から選手達へ教えていくというイメージが一般的なイメージとしてある気がします。しかし、それはコーチングの中のティーチングという1つの方法であると考えます。
2年前、指導を受け持ったところでは、長所を引き出して気づかせること、自信をつけてあげること、の2点を常に念頭に置き、指導をするように心がけました。そのおかげもあり、チームから離れるときに、あるプレイヤーから、「自信をつけてくれてありがとうございました。そのおかげでディフェンスを怖がらないでプレーすることができました」というメッセージを頂きました。自分ではあまり良い指導をしてあげることができず申し訳ないと思っていたので、このメッセージは本当に嬉しかったです。
これからも学び続け、選手達にとって良いCOACHになれるよう顔晴っていきたいと思います^^
ヘッドコーチ
アシスタントコーチ
コンディショニングコーチ
メンタルトレーニングコーチ
テクニカルコーチ などなど。
さらに、コーチとは英語で 「COACH」 と書きます。コーチングは「COACHING」となります。
その意味や役割とは一体なんでしょうか?
僕がこれまで学んできた中での、コーチと選手という視点から書きます。
「コーチ(コーチング)は選手の話に耳を傾け、どんな選手になりたいのか、どんなチームになりたいのかなどの質問をし、その選手からそれらの答えを引き出すこと。そして、コーチはそれらに近づかせるために選手を積極的・意欲的な行動へとつなげること、そしてそれを持続していけるようにサポートすること」
「コーチ(コーチング)は、選手が成長するために用いられる1つのテクニック。それは、選手達を彼らが望んでいるゴールや目標、こうなりたいという目的地に導くこと」
などの大まかな意味合いがあります。
すなわち、教えること(Teaching)とは別の意味となります。
教えることとは、シュートの仕方を教える、走り方を教える、ディフェンスの仕方を教える、などのように用いられると思います。
コーチすることとは、簡単にいうと、「選手達が望んでいる目的地へ連れて行くこと」、となります。
コーチが連れて行きたいところ、目指すところではありません。
なので、コーチ(指導者)が優勝したいと思っているからそこに連れて行くではなく、
あくまでも選手達が優勝したいと望んでいるから、コーチはそれに沿って練習プランを立て、成長を促し、そのゴールに連れて行くということが正しいコーチングといえると思います。
そのため、コーチと呼ばれる以上、選手達の指導に当たるときには、この違いをコーチ自身が理解した上で、接しないといけません。コーチングとティーチングをしっかりと分け、指導することも非常に大切になると思います。
コーチという言葉が生まれた起源は、ハンガリーにあるcoach(Kocs)と呼ばれる町の名前が由来のようです。さらに、西洋の国々の長距離バスはコーチ(coach)と呼ばれ、いくつかの飛行機会社ではエコノミークラスのことをコーチクラス(coach class)と呼んでいるそうです。
15世紀、心地いい素晴らしい「馬車」が、前述した Kocs(coach) という町で作られました。その馬車はヨーロッパ中で知られ、そしてその町の名前から「coach」と呼ばれました。時が経つにつれ、その馬車を扱う人をコーチ(coach)と呼ぶようになります。ハイレベルの技術がその馬車、そしてその馬車の五頭の馬達を扱うのに必要とされました。そのような背景から、次第に「コーチ」という言葉は、スポーツの世界でも使われるようになったという話があります。
この話からも分かるように、コーチは馬車であり、やはり意味合いとしても、馬車に乗っている乗客(選手達)を目的地に連れて行くとなります。
学生時代、ミニバスケットの指導を先輩と一緒にやっていたことがあり、指導していく中で、またコーチと呼ばれる中で、色々と考える機会がありました。最初の頃は、ティーチングすることが指導だと思っていた気がします。技術などを教えること=指導すること、という様な感じです。
しかし、それは違う気がすると思い、自分でコーチング本などを読んだり、良い指導者の指導を見たりして、様々な経験をしながら、コーチの役目は技術や戦法を「教え込むこと」では決して無い、ということに気が付きました。
それから、コーチの役割として、たどり着いた答え、指導の基本理念は、
「子ども達の長所や個性、良さを引き出し、それらを伝え・認め、自信をつけてあげること」だと思うようになりました。
僕が今まで教わってきた、指導を受けてきた中で、そういう指導をして下さった方がいて、その時は、この方からどんどん教わりたいという気持ちになりました。同時に、僕が気づかないようなプレイの長所をごく自然に伝えてくれました。こういった指導を受けたのは初めてのことでした。あの出会いに心から感謝です!
コーチすることは、指導する側から選手達へ教えていくというイメージが一般的なイメージとしてある気がします。しかし、それはコーチングの中のティーチングという1つの方法であると考えます。
2年前、指導を受け持ったところでは、長所を引き出して気づかせること、自信をつけてあげること、の2点を常に念頭に置き、指導をするように心がけました。そのおかげもあり、チームから離れるときに、あるプレイヤーから、「自信をつけてくれてありがとうございました。そのおかげでディフェンスを怖がらないでプレーすることができました」というメッセージを頂きました。自分ではあまり良い指導をしてあげることができず申し訳ないと思っていたので、このメッセージは本当に嬉しかったです。
これからも学び続け、選手達にとって良いCOACHになれるよう顔晴っていきたいと思います^^
Posted by 琉球ブービー at 21:46│Comments(0)
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